「人と組織が成長する経営」 Blog
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メンタルヘルス
「ブリーフセラピー」は、「内面」ではなく、「関係」に注目する
一般に心理学では、個人の複雑な心の内面を対象としている。個人の内面については、その動機として、いろいろな仮説がある。重要な動機として、「性的なもの」、「権力への欲求」、「自尊心」などが思い出される。一方、ブリーフセラピーでは、心理学のよ... -
マネジメント・コーチング
「ブリーフセラピー」は、ベイトソンの「情報」に注目する
「パラダイム」とは、前提となるものの見方のことだ。一般の心理学と「ブリーフセラピー」では、似ているようで、実は大きな前提の違いがある。一般の心理学では、心の動きについて、何らかの「エネルギー」で説明することが多い。例えば、有名なフロイト... -
マネジメント・コーチング
「二人のコミュニケーションでは、対照的か補完的かになる」…コミュニケ―ションの第5公理
「二人のコミュニケーションでは、対照的か補完的かになる」…コミュニケ―ションの第5公理「関係を知るにはコミュニケーションを見る」ということが言われる。「コミュニケーションの相互作用」を見るのだ。これには、「対照的」または「補完的」の二つが... -
マネジメント・コーチング
「人は、言葉と身振りなどの両方でコミュニケーションする」…コミュニケ―ションの第4公理
「人は、言葉と身振りなどの両方でコミュニケーションする」言葉は「対象」について、論理的に「内容」を伝えることができる(デジタル的)。これに対して、身振り、姿勢、表情、声の抑揚、リズムなどは、「関係」を伝えることに得意だ(アナログ的)。身... -
マネジメント・コーチング
「コミュニケーションでは『文のくくり方』で現実が変わってしまう」…コミュニケーションの第
「コミュニケーションでは『文のくくり方』で現実が変わってしまう」これが、コミュニケーションの第三公理だ。具体的にはどういうことか?「夫婦喧嘩」の例で見てみる。夫「お前が小言を言うから、引っ込むんだ」妻「あなたが引っ込むから、小言を言うん... -
マネジメント・コーチング
「コミュニケーションには、『内容』と『関係』という側面がある」…コミュニケーションの第二公理
「コミュニケーションには、『内容』と『関係』という側面がある」これが、「コミュニケーションの第二公理」だ。「コミュニケーションが関係を含む」とは、「あなたと私の関係は、こうですよ。このように理解してくださいね」というメッセージについての... -
マネジメント・コーチング
「人はコミュニケーションしないわけにはいかない」…コミュニケーションの第一公理
コミュニケーションに関する「5つの公理」というものを打ち立てた人がいる(ポール・ワツラウイック)。その第一公理が、「人は、コミュニケーションしないわけにはいかない」だ。さらに、「すべての行動がコミュニケーションになる」ということも導かれる... -
マネジメント・コーチング
「大きな変化」のための「小さな変化」
複雑で、深刻な問題というものがある。こうした「大きな問題」を解決するには、何か根本的な「大きな変化」が必要だ、と普通は考えたくなる。「大きな変化」が必要だとすれば、自分一人でそんな変化を起こすことは難しいと無力感を感じてしまう…。しかし、... -
ビジョン
「個人のビジョン」を持つ
「ビジョン」というと、企業のビジョンを思い浮かべる方も多いだろう。しかし、個人もまた「ビジョン」を持つべきだろう。個人のビジョンとは、「どうなりたいのか?」に対する答えだ。これは、本人以外の誰も答えられない質問だ。もし仮に、本人以外の人(... -
経営戦略
なぜ、「コンビニカフェ」に注力するのか?
雑誌「日経トレンディ」で発表された「2013年今年のヒット商品」では、「パズル&ドラゴン」を抑えて、「コンビニコーヒー」が第一位となった。この商品は、「淹れたてコーヒーをコンビニで買う」という新しい生活習慣を作り、これまでの缶コーヒーやファ...