「人と組織が成長する経営」 Blog
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ことば
「背水の陣」とは「後ろの橋を焼く」ということ
困った時には、普通は逃げたくなるが、「逃げずに前へ行くしかない」という場合もある。覚悟を決めるのだ。人間は弱いものであるから、逃げ道があれば、逃げたくなる。そこで、「退路を断つ」ことが必要になる。「背水の陣」だ。この言葉のもととなってい... -
マネジメント
「経営は創造(クリエイション)」であり、「打つ手は無限」
ドラッカーは言う。「企業の目的は顧客の創造(クリエイト)である」そのために必要なのが新たな「価値の創造」だ。では、「価値の創造」とは、どのようにしてできるのだろうか?「無から有は生み出せない」しかし、「無のようなもの」から「有は生み出せ... -
マネジメント
「利益の創造」よりも「顧客の創造」…コトラーとドラッカー
日経新聞の「私の履歴書」欄。今月は、フィリップ・コトラーだ。この数日は、ピーター・ドラッカーとの出会いについて触れていて興味深い。「マーケティング」の分野においても、ドラッカーがいかに先駆者であったのかがわかる。昨日の記事では、改めて「... -
顧客・マーケティング
「南部鉄器」が大人気で売上急伸…ラオックス銀座店
ラオックスの免税ショップ銀座店。家電だけではなく、南部鉄器のコーナーもある。高額な南部鉄器が、中国人観光客に人気で売上が急伸しているという。「なぜ売れているのか、いつから売れ始めたのかはわからない」とラオックスの社長。平安時代からの歴史... -
企業と経営者
「現代の金鉱掘りとジーンズ販売」…伊藤忠商事の岡藤社長
1848年頃のアメリカ。ゴールドラッシュが起こり、多くの人が「金鉱掘り」としてカリフォルニアへやってきた。成功して金脈を見つけたのは、ほんのわずかな人間。多くの開拓者の一獲千金の夢は破れた…。しかし、金鉱は見つけなかったが、商売の金脈を見つけ... -
リーダー
思考の「フレームワーク」を広げる
定型的な「フレームワーク」は便利なものだ。考えるための有力な手掛かりとなる。しかし、フレームワークに頼ってしまえば、「パターン思考」になってしまい、「紋切り型」の答えしか出せなくなってしまう。「フレームワーク」とは、絵画を引き立たせる「... -
企業と経営者
イーロン・マスク…今世紀最大の発明家か起業家か?
イーロン・マスクは、南アフリカ出身の42才。今年のアメリカの経済雑誌「フォーチュン」で、「今年のビジネスパーソン2013」のナンバーワンに選ばれた起業家だ。起業家と言っても、そのスケールと実績が並はずれている。12才のころには、コンピュータープ... -
顧客・マーケティング
「暗闇でウインク」…コトラーの説く広告の役割
今月の日経新聞、「私の履歴書」欄では、マーケティングの大家フィリップ・コトラー氏の連載が始まっている。これまであまり知らなかったコトラーのマーケティングという学問に取り組む背景などを知ることができて興味深い。昨日の回では、「マーケティン... -
財務会計
「パチオリ利益図」を知っていますか?
「パチオリ図」から、必要に応じて、いくつもの「フレームワーク図」を読み取ることができる。 これが、パチオリ図の特徴でもある。 パチオリ図を上下に分けると、 図の下半分が、「利益図」になる。 そして、「利益図」を含んだパチオリ図全体が、「資金... -
マネジメント・コーチング
仕事の満足感と不満感…フレデリック・ハーツバーグ」の「二要因理論」
仕事にやりがいや満足感を感じるのは、どんな場合だろうか・・・?不満を感じるのは・・・?給料は、高ければ高いほど、満足感を生むのか・・・?逆に、給料が低ければ、決して「やる気」は起こらないのか・・・?こんな疑問に明確に答えるのが、アメリカ...