「かつてない困難からはかつてない革新が生まれ、かつてない革新からはかつてない飛躍が生まれる」

「かつてない困難からはかつてない革新が生まれ、かつてない革新からはかつてない飛躍が生まれる」ー松下幸之助 (雑誌「致知」より)

事業や人生の中には、「これまでで最悪だ」、「こんなに困ったことは経験がない」、「ドン底だ」と言うような「かつてない困難」と思える事態に行き当たることもある。

そんなときに、松下幸之助氏の言葉を思い出す。

「かつてない困難からはかつてない革新が生まれる」
「かつてない革新からかつてない飛躍が生まれる」

「困難」→「革新」→「飛躍」の順である。
「困難」の中に、「飛躍」の種子がある。

ただの「困難」ではない。
「かつてない困難」であることが必要だ。

どうしても「今までのやり方」では、ダメという状況である。
どうしても「今までの考え方」では、展望が拓けないという状況だ。

「これまでのやり方」を「考え方」を変えなければならない。
そこまで、追い込まれたのだ。

「革新」するしかない。
「今日という日は、昨日とは異なる全く新しい日だ」
「考え方」を、「やり方」を改める。
「革新」である。

「革新」があれば、これまで予想もしていなかった「飛躍」がもたらされる。

「かつてない困難」を、「かつてない革新」の機会に変え、「かつてない飛躍」を実現する。
「 断絶の時代」においては、そういう姿勢で、事にあたりたい。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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