「かつてない困難からはかつてない革新が生まれ、かつてない革新からはかつてない飛躍が生まれる」ー松下幸之助 (雑誌「致知」より)
事業や人生の中には、「これまでで最悪だ」、「こんなに困ったことは経験がない」、「ドン底だ」と言うような「かつてない困難」と思える事態に行き当たることもある。
そんなときに、松下幸之助氏の言葉を思い出す。
「かつてない困難からはかつてない革新が生まれる」
「かつてない革新からかつてない飛躍が生まれる」
「困難」→「革新」→「飛躍」の順である。
「困難」の中に、「飛躍」の種子がある。
ただの「困難」ではない。
「かつてない困難」であることが必要だ。
どうしても「今までのやり方」では、ダメという状況である。
どうしても「今までの考え方」では、展望が拓けないという状況だ。
「これまでのやり方」を「考え方」を変えなければならない。
そこまで、追い込まれたのだ。
「革新」するしかない。
「今日という日は、昨日とは異なる全く新しい日だ」
「考え方」を、「やり方」を改める。
「革新」である。
「革新」があれば、これまで予想もしていなかった「飛躍」がもたらされる。
「かつてない困難」を、「かつてない革新」の機会に変え、「かつてない飛躍」を実現する。
「 断絶の時代」においては、そういう姿勢で、事にあたりたい。