会計&ファイナンス

 昨日、ダイヤモンド社主催の首都大学東京大学院の松田先生の「経営人材として生き抜くための会計&ファイナンス」セミナーに参加。

 以前、日立があったところお茶の水駅前に、新しいオフィスビル「ソラシティ」が出来ていた。そのソラシティのコンフェランスルームで、セミナー。

 講演では、企業では、グローバル化、グループ化、ガバナンスと、三つの”G”の対応が急務となっている。その中で、「会計&ファイナンス」は、企業の中の共通言語として、ますます必須となっているというお話もあった。

 確かに、弊社の「パチオリ ミュー」研修の社内導入のお客様にも、M&Aを活発にしているホールディング会社があり、企業の「内部投資家」として、事業会社とのコミュニケーションに活用していただいている。

 ファイナンスは、「将来キャッシュフロー生成能力」なのだが、その基本は、「キャッシュフロー」にある。

 「キャッシュフローがわからない」という声も多いという。松田先生も、「中小企業の社長になるのが一番ですよ」と仰っていた。しかし、全ての人が、社長として、独立した経営責任が負えるポジションで、仕事をできるわけでもない。リスクも大きい。

 そういう中では、経営者としての「擬似経営経験」が出来るゲームが良い。

 セミナーは盛況で、「会計&ファイナンス」に関する関心の高さを実感した。経営に志のある人は、もちろんのこと、現場まで、「会計&ファイナンス」の知識と意識を浸透できるゲームプログラムを、もっと知っていただけなければと改めて感じた。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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