経営戦略– category –
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経営戦略
「オムニチャンネル」…流通業が情報流通業化へ進化
スマホの普及などで、ネット通販の利用も気軽なものになっている。顧客にとっては、ネット通販と実店舗との境もあまり気にならなくなっている。実物を店で見てから、ネットで価格を比較して安いものを購入するという「ショールーミング」も普通に行われる... -
経営戦略
なぜ、「コンビニカフェ」に注力するのか?
雑誌「日経トレンディ」で発表された「2013年今年のヒット商品」では、「パズル&ドラゴン」を抑えて、「コンビニコーヒー」が第一位となった。この商品は、「淹れたてコーヒーをコンビニで買う」という新しい生活習慣を作り、これまでの缶コーヒーやファ... -
経営戦略
製造業の戦略 「コモデティ化」と「旅行体験」
「コモディティ化」と言う言葉は、製造業にとっては「恐ろしい」言葉でもある。「コモディディ化した商品」とは、特殊・特別な価値を持った商品ではなく、ありふれた「汎用品」になることを意味しているからだ。最先端の商品でも、すぐに模倣され、機能や... -
社長のための孫子経営戦略
勝利を収める組織「五つの原則」…孫子
勝利を収める組織の五つの原則が、孫子「謀攻篇」にある。これをチェックリストにしてみる。1.今、戦うべきなのか、まだ戦うべき時ではないのかを的確に判断できるのか?情勢を冷静に見極めることができるのなら勝てる。2.大は大なりに、小は小なりの... -
経営戦略
「VRIO」・・・強みの分析
企業の強みとなる経営資源には、目に見えるものと目に見えないものがある。目に見えるものは、お金で測定もできるので、バランスシートに計上することができる。しかし、現代の経営では、目に見えないもの、「見えざる資産」は、競争力の源泉として、ます... -
社長のための孫子経営戦略
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」 野村監督と孫子の兵法
プロ野球の野村(元)監督の名言として、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」がある。「負けるときは、負けにつながる必然的な要因がある(不思議な点はない)」しかし、「勝つときには、(どうして勝ったのかどうも思い当たらないという)... -
経営戦略
「差別化戦略」…新しい価値の創造に必要なもの
需要に対して供給が過剰である現代。企業が顧客から選ばれるには、他社との明確な差別化が必要となっている。 これまでになく、他社にも容易に追随されない新しい価値の提案だ。また、これらの価値は顧客起点でなければならない。 顧客からみて、メリハリ... -
経営戦略
パートナーシップのための「ビジョン、ミッション、バリュー」
現代では、自社だけで、バリューチェーンを完結することよりも、外部の組織、企業と協力して、バリューチェーンを形成することが多くなっている。 こうした連携が長く成功するためには、技術的、経済的要素だけではなく、「社会精神的」要素が大きな役割を... -
社長のためのポーター競争戦略
社長のためのポーター競争戦略 その1-40 「ポーターからのアドバイス」
社長のためのポーター競争戦略 その1-40「ポーターからのアドバイス」 ここまで、多数乱戦業界での戦略対応を見てきた。強く感じたのは、ポーターが多数乱戦業界になる原因に焦点をあてていることだ。 現在、多数乱戦となっているということは、業界のリ... -
社長のためのポーター競争戦略
社長のためのポーター競争戦略 その1-39「多数乱戦業界での戦略の策定」
社長のためのポーター競争戦略 その1-39「多数乱戦業界での戦略の策定」 ここまで、多数乱戦業界の原因、対処法について、ポーターの指摘を見てきた。ポーターは、最後に、まとめとして、この業界における戦略の策定について述べている。 詳しくは、本書...