経営全体– category –
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マネジメント
「ワールドフェイマス」…エクセレントカンパニーの条件
「ワールドフェイマス(世界的に有名である)」は、エクセレントカンパニーの条件だ。もちろん、企業の名声は、目的ではなく結果として得られるものだ。 この場合の「ワールド」とは、必ずしも空間的な広がりを持つものに限らない。 一般的に知られていな... -
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「イノベーションはまず頭の中から始まる」
「イノベーション」は、以前は、「技術革新」を意味していた。「技術革新」が、そのまま「経営革新」、「市場革新」を意味していた時代だった。 今、技術革新だけでは、市場はできない。市場とは、「顧客がいる」ということだが、技術だけでは、顧客はいな... -
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21世紀のマネージャーが直面する環境
21世紀のマネージャーの環境は変化している。今後も以下のような変化がますます強くなっていきそうだ。 ①従業員は、もっと多国籍化する。 日常語の中から、「外人」という言葉が消えつつある…。 「外人」ではなく、一人ひとりの名前で呼ばれてきている。... -
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「グローバル憲章」をもとに、従業員の「誇り度」向上に取り組む…ブラザー工業
創業100周年を超えた名古屋のブラザー工業は、もともとはミシンの会社だった。今は、ファクシミリやプリンター複合機の会社として知られている。 ブラザー工業の売上高の90%は、日本国外だ。会社は、1999年にグローバルに展開する事業活動の基礎となる「グ... -
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「部下が上司の言うことを聞かない理由」…バーナードの権限受容説
組織において、権限を伴わない責任はない。上司は、部下に指示する権限がある。 この上司の権限は、その上の上司から与えられたものであり、さかのぼれば社長から与えらている。社長は、取締役会から、取締役会は、株主からと考えるのが普通だ。 近代的組... -
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非営利組織のマーケティングとマネジメント
先日、欧州で活動している非営利組織の方の話を聞いた。環境分野の数百万人の会員を有する巨大組織だ。 この組織は、基本的に国の補助金、助成金には頼らないという姿勢を持っている。収入は、会員からの会費が主たるものとなっている。 会員からの会費が... -
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過去・現在・未来の「SWOT分析」
「SWOT分析」 は、戦略の立案の際によく使われている。 自社を「S(強み)」と「W(弱み)」で捉える。環境の変化を「O(機会)」と「T(脅威)」で評価する。 分析の際に、「過去・現在・未来」の「時制」を一致させるといいだろう。 過去において、うまく会... -
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8兆円の売上高を支える「P&G」の「イノベーション・レビュー」
洗剤、紙おむつ、化粧品などの日用品メーカーの巨人、「P&G」。創立から175年を経て世界企業としてさらに成長し続けている。 売上高は、日本円で約8兆円。この規模でも、毎年5%の成長を果たしている。売上高4000億円の企業が、毎年新たに1社生まれて... -
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「日本企業はサービスしすぎ」?…マイケル・ポーター
戦略論の大家。ハーバード大学のマイケル・ポーター 。 「日本企業はサービスしすぎ」の傾向があるとあるところで語っている。 「サービスしすぎる」ということは良いことじゃないか?何が悪いのか…? ポーターが問題だと思うのは、日本企業は、「あらゆる... -
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「注目されると『やる気』が生まれる」…ホーソン実験
ハーバード大学の先生たちが、ある電気器具を作る工場(ホーソン工場)で、どうしたら生産効率が上がるかの実験をした。 当初のテーマは、「照明の明るさと生産効率の関係」だった。照明の明るさを変えていくと、どのように生産効率が変わるか? しかし結...