マネジメント– category –
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中堅企業の特質と経営戦略
経営コンサルティングを依頼されているので、中堅企業の特質をまとめておこう。 中堅企業は、名前のとおり、大企業でもなく、中小企業でもない。ある程度の規模を持っている企業だ。従業員の人数、売上高、施設・設備なども比較的大きい。経営機能も中小企... -
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経営学の「場(ba)」の理論とは?
仕事の中で、打ち合わせ、会議、ミーティングなど、人と話し合う機会は多い。 これらの中には、「知識が共有され、創造され、活用される」という、すぐれた「場」となりうるものもある。 そのための条件は、①「何のための話し合い」なのかわからないのでは... -
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「信念(ビリーフ)」から「知識」が生まれ・・・
ドラッカーが言うように、現代の経営の競争力は、それぞれの企業がもっている固有の「知識」の差だ。「知識」は、単なる「情報」とは異なり、「意味」を持った情報だ。 「意味」とは、「それが、我々の未来の行動に対して、どのように関わってくるかの可能... -
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経営情報と会計情報
中堅企業向けにソリューションを提供している協立情報通信という会社が、経営情報を3つの情報に分類していた。 第1情報 会計(基幹)情報 ・・・決算に必要な情報第2情報 活動情報 ・・・企業内の活動に関する情報第3情報 外部(環境)情... -
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マネジメント能力を表わす「カッツモデル」の図とは
ハーバード大学のロバート・カッツ教授が、マネジメント能力の概念を整理している。 マネジメント能力を大きく三つのスキルに分類した。「コンセプチュアルスキル」、「ヒューマンスキル」、「テクニカルスキル」だ。「概念化能力」、「対人能力」、「業務... -
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「パチオリ図」は、「利益図」であり、「資金図」(「キャッシュフロー図」)である
これまで、誰でもが、財務会計に強くなるのに役立つ「パチオリ図」というものを提唱してきた。 「パチオリ図」は、財務会計の初学者には、初学者のために有用であり、また、マネジメント力をつけようとする人には、マネジメント力をつけるために有用なもの... -
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「気働き」…サービス業に必要なもの
サービス業に必要なものは「気働き」だとヤマト運輸の小倉さんが言っている。 北陸の和倉温泉。サービス日本一として知られる旅館、加賀屋のモットーも「笑顔で気働き」だ。 「気働き」とはちょっと難しい言葉だ。人間関係の工夫と粋を探求した「江戸しぐ... -
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「フルポテンシャル」=>「見つけ、活かす」
経営資源(リソース)には、それぞれに価値を生み出すことのできる潜在能力(ポテンシャリティ)がある。その潜在している可能性をフルに発揮させるのが経営者の役割だ。 多くの場合、経営資源あるいは経営の資産は、フルに稼動しているわけではない。例え... -
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「リソース(資源)はマネジメントを渇望している・・・」
地中には、金、銀、石油、天然ガスあるいは今話題のシェールガスなど資源が埋もれている。人は、これらを探し、地上に運び、経済の資源として使う。これらは、地中にあるだけでは、当然、「価値」という社会的資産にはならない。 会社の中にも、同じように... -
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「PDCAサイクル」が、「PDSAサイクル」に・・・?
今では、すっかり有名となった「PDCAサイクル」。今日も多くの会社で、上司から「PDCAはちゃんと回っているのか?」と問われている人がいるだろう・・・。PDCAは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の4ステップを表わす。 ...