アリストテレス– category –
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「感覚のないところに知識は生れない」…アリストテレスとラーニングデザイン
知識や技術のベースに感覚がある。また、感覚がないところに知識が生れない。 見ること、聴くこと、触れること、匂いを嗅ぐこと、味わうことという五つの感覚。これらの感覚を通して、外界の情報が心に伝わる。 感覚とは、生れながらに備わったある種の判... -
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「徳」の特徴とは何か? アリストテレス
徳の特徴、徳がもたらす活動の成果は何だろうか? 「美しい」こと。 善いものは、美しいものである。勇気という「徳」、その勇気がもたらす活動の成果は、美しいものだ。 「特定の個人にとってよいもの(それは、自己中心的なものだ)ではないもの、このよ... -
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「徳」とは何か? アリストテレス
人を説得するためには、エトス(人間性)、すなわち「徳」を持っている人と判断されることが必要だ。 「徳」とは何だろうか? 「徳とは、人に益をもたらす能力である」(1366b 「弁論術」) 「徳は、よいものをもたらし、それを保つ力、数多くの、また大... -
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人を説得するための3つの要素 アリストテレス
古来から、人は、他人を説得して動いてもらうことが必要だった。古代ギリシアのアテネにおける民主制においても、特に説得力は必要だった。 人を説得する技術は、「弁論術」という名前で研究された。現代で言えば、プレゼンテーション技術ということもでき... -
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アリストテレス幸福学 その3 「我々の行動の究極の目的は、最高の『善』である」
アリストテレス幸福学 その3 我々の行動の究極の目的は、最高の『善』である。もし、究極の目的がなければ、「何のためだろう?」、「これは、一体何のためなんだろう?」と無限に遡ることになり、我々の欲求自体が、空虚で、無意味なものとなるだろう... -
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アリストテレス幸福学 その2 「最高の目的」こそ追求すべきもの
人間は、「善きもの」を目指している。「善きもの」、つまり、「目的になるもの」にもいろいろある。「医療は、健康が目的。造船は、船。軍隊は、勝利。家政は、富が目的だ」 しかし、「馬具の製作は、馬に乗ることに、馬に乗ることは、軍事に、軍事... -
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アリストテレス幸福学 その1 「人間がめざしているものは?」
「人間のあらゆる技術、あらゆる研究、あらゆる行為、選択は、結局、何をめざしているのか?」アリストテレスは答える。「すべて、何らかの『善きこと』をめざしているのだ」 (「ニコマコス倫理学」 1094a)アリストテレスは、ギリシア古代哲学を集大成...
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