人財・モティベーション・コミュニケーション– category –
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ことば
「背水の陣」とは「後ろの橋を焼く」ということ
困った時には、普通は逃げたくなるが、「逃げずに前へ行くしかない」という場合もある。覚悟を決めるのだ。人間は弱いものであるから、逃げ道があれば、逃げたくなる。そこで、「退路を断つ」ことが必要になる。「背水の陣」だ。この言葉のもととなってい... -
マネジメント・コーチング
仕事の満足感と不満感…フレデリック・ハーツバーグ」の「二要因理論」
仕事にやりがいや満足感を感じるのは、どんな場合だろうか・・・?不満を感じるのは・・・?給料は、高ければ高いほど、満足感を生むのか・・・?逆に、給料が低ければ、決して「やる気」は起こらないのか・・・?こんな疑問に明確に答えるのが、アメリカ... -
メンタルヘルス
「ブリーフセラピー」は、「内面」ではなく、「関係」に注目する
一般に心理学では、個人の複雑な心の内面を対象としている。個人の内面については、その動機として、いろいろな仮説がある。重要な動機として、「性的なもの」、「権力への欲求」、「自尊心」などが思い出される。一方、ブリーフセラピーでは、心理学のよ... -
マネジメント・コーチング
「ブリーフセラピー」は、ベイトソンの「情報」に注目する
「パラダイム」とは、前提となるものの見方のことだ。一般の心理学と「ブリーフセラピー」では、似ているようで、実は大きな前提の違いがある。一般の心理学では、心の動きについて、何らかの「エネルギー」で説明することが多い。例えば、有名なフロイト... -
マネジメント・コーチング
「二人のコミュニケーションでは、対照的か補完的かになる」…コミュニケ―ションの第5公理
「二人のコミュニケーションでは、対照的か補完的かになる」…コミュニケ―ションの第5公理「関係を知るにはコミュニケーションを見る」ということが言われる。「コミュニケーションの相互作用」を見るのだ。これには、「対照的」または「補完的」の二つが... -
マネジメント・コーチング
「人は、言葉と身振りなどの両方でコミュニケーションする」…コミュニケ―ションの第4公理
「人は、言葉と身振りなどの両方でコミュニケーションする」言葉は「対象」について、論理的に「内容」を伝えることができる(デジタル的)。これに対して、身振り、姿勢、表情、声の抑揚、リズムなどは、「関係」を伝えることに得意だ(アナログ的)。身... -
マネジメント・コーチング
「コミュニケーションでは『文のくくり方』で現実が変わってしまう」…コミュニケーションの第
「コミュニケーションでは『文のくくり方』で現実が変わってしまう」これが、コミュニケーションの第三公理だ。具体的にはどういうことか?「夫婦喧嘩」の例で見てみる。夫「お前が小言を言うから、引っ込むんだ」妻「あなたが引っ込むから、小言を言うん... -
マネジメント・コーチング
「コミュニケーションには、『内容』と『関係』という側面がある」…コミュニケーションの第二公理
「コミュニケーションには、『内容』と『関係』という側面がある」これが、「コミュニケーションの第二公理」だ。「コミュニケーションが関係を含む」とは、「あなたと私の関係は、こうですよ。このように理解してくださいね」というメッセージについての... -
マネジメント・コーチング
「人はコミュニケーションしないわけにはいかない」…コミュニケーションの第一公理
コミュニケーションに関する「5つの公理」というものを打ち立てた人がいる(ポール・ワツラウイック)。その第一公理が、「人は、コミュニケーションしないわけにはいかない」だ。さらに、「すべての行動がコミュニケーションになる」ということも導かれる... -
マネジメント・コーチング
「大きな変化」のための「小さな変化」
複雑で、深刻な問題というものがある。こうした「大きな問題」を解決するには、何か根本的な「大きな変化」が必要だ、と普通は考えたくなる。「大きな変化」が必要だとすれば、自分一人でそんな変化を起こすことは難しいと無力感を感じてしまう…。しかし、...