「ボードゲームが好調」 日経新聞

「ボードゲームが好調」という日経新聞(昨日13日)の記事が目についた。

震災後、外出を控える「イエナカ」志向に加え、節電志向、それに家族とのコミュニケーションができるボードゲームが伸びたということだ。

業界団体(日本玩具協会)の発表によるこの1年の傾向だ。

「ボードゲーム」というと、日本では、「人生ゲーム」など子供向きのものを連想してしまう。

しかし、ドイツなどでは、大人のものでもあると聞く・・・。

弊社は、ビジネスシミュレーションを(ボードゲーム的な)「カードゲーム」として数多く企業や教育機関、専門家などに提供させていただいている(例えば、東京証券取引所からは、弊社開発の株式投資ゲーム「ブルサ 教育版」を全国の学校へ貸し出している)。

こうしたシミュレーションゲームは、「全体像が一覧できる」、自分自身が「全体の要素をつなぐことができる」「面白い」「興味を持てる」という性質を持ち、教育や研修にうまく使うと非常に効果的だ。

言葉で伝えるのが難しいことも、「構造」を示すボードを見ながら、繰り返し、体験していくと本質的なことが理解できる(「パチオリ」ゲームなど)。

何よりも知識が与えられるものではなく、自ら「気づき」、「感じ」、「親しむ」ことによって、「自分のものになる」。

「学習とはつまらないもの」と(誰かに、学校に?)思わされてきた人々に、「学ぶことの面白さ、楽しさ」を伝えたいと考え、活動している。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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