「差別化戦略」…新しい価値の創造に必要なもの

需要に対して供給が過剰である現代。

企業が顧客から選ばれるには、他社との明確な差別化が必要となっている。

これまでになく、他社にも容易に追随されない新しい価値の提案だ。

また、これらの価値は顧客起点でなければならない。

顧客からみて、メリハリの利いたものでなければならない。

これまでの既存の価値提案から、

1.余計なものは、「捨てる」

2.過剰なものは、「減らす」

3.不足しているものは、「増やす」

4.無いものは、「足す」

こうした作業をすると、まったく新たな形が現われる。

この作業は、「生け花」のようなものだ。

集められた花が、まったく新しい作品として、姿を現す。

「捨てる」、「減らす」、「増やす」、「足す」は、

価値創造のための基本となる「四則演算」だ…。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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