需要に対して供給が過剰である現代。
企業が顧客から選ばれるには、他社との明確な差別化が必要となっている。
これまでになく、他社にも容易に追随されない新しい価値の提案だ。
また、これらの価値は顧客起点でなければならない。
顧客からみて、メリハリの利いたものでなければならない。
これまでの既存の価値提案から、
1.余計なものは、「捨てる」
2.過剰なものは、「減らす」
3.不足しているものは、「増やす」
4.無いものは、「足す」
こうした作業をすると、まったく新たな形が現われる。
この作業は、「生け花」のようなものだ。
集められた花が、まったく新しい作品として、姿を現す。
「捨てる」、「減らす」、「増やす」、「足す」は、
価値創造のための基本となる「四則演算」だ…。