ビジネス会計ゲーム「パチオリ」は、経営コーチングにも適している。
「お金」の使い道と成果についてのすべてが、経営のパチオリには表れる。
「目に見えない資産」については、バランスシートに載っていない。
「目に見えない資産」は、費用の中に隠れている。
「目に見える資産」と「見えない資産」を合わせると、経営の資産が現われる。
経営幹部やマネージャーも、
B/SとP/Lが一体となった「パチオリ図」を頭に入れておくべきだ。
P/Lの範囲だけを考えていては、適切な判断ができない。
資産(赤色)への投資は、
必ず売上(オレンジ色)の増大か、
または、費用(青色)の減少に結びつかなければならない。
その筋道とチェックを共有し、評価する。
「パチオリ」ゲームでは、
P/Lは、1期終わるたびごとに、すべてのカードは盤上から払われる。
それに対して、
B/Sは、永続する。
P/LがB/Sが作り、
B/SがP/Lを作る。
そして、これらの意思決定のもとになるのが、
どのような会社にしていくのかという「夢」
「ビジョン」だ。
パチオリによるコーチングは、現状と将来像を結ぶ行動を明らかにしてくれる。