「見える」商品ではなく「見えない」価値を売る

商品は「見える」が、価値は「見えない」。

顧客が購入しているのは、商品のようでいて、実は「価値」を購入している。
「価値」とは、自分にとって「役立つ何か」だ。

顧客は、「モノではなくコトを買っている」と言うこともできる。

しかし、販売する側は、どうしても「モノ」を売っているという気になってしまう。
顧客の側でも、本当は、「価値」を購入しているのだが、「モノ」を購入しているように思ってしまう。

だから、「どんな価値を購入しているのですか?」と尋ねても、なかなか明確な答えは返ってこないだろう…。

だからこそ、ドラッカーが尋ねるように、常に、
「顧客にとっての価値は何か?」を、いつも問い続けなければならない。

その中に、売り上げを伸ばす大きなヒントが潜んでいるだろう…。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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