「どんな小さな仕事にも経営がある」松下幸之助

普通「経営」というと一般社員には関係がないことと考えがちだ。

しかし、「どんな小さな仕事にも経営がある 」という松下幸之助氏の言葉がある。

「どんな小さな仕事にも工夫があり、知恵を働かせる余地がある」

「仕事に使われるか」、それとも「仕事の主人公となって取り組むか」という違いでもある。

仕事の主人公となってみれば、興味も沸いてくる。

興味が沸いてくれば、いろいろな気づきが生まれる。

「工夫の余地」も見つかってくる。

「こうしてみよう」「ああしてみよう」という知恵も働かせることにもなる。

これが、松下さんの言う「経営」だ。

それに「どんな仕事にもお客様がいる」ということを付け加えることができる。

「お客様の立場に立って」仕事をしてみる。

そういう意味では、「仕事に使われる」こともまた必要だ。

「わがこと」として、主体的に仕事に取り組むとともに

「顧客の立場にたって」、我を捨てて、仕事に取り組む。

この両者が必要であろう。

「どんな小さな仕事にも経営がある」というのは、

好きな言葉だ…。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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