普通「経営」というと一般社員には関係がないことと考えがちだ。
しかし、「どんな小さな仕事にも経営がある 」という松下幸之助氏の言葉がある。
「どんな小さな仕事にも工夫があり、知恵を働かせる余地がある」
「仕事に使われるか」、それとも「仕事の主人公となって取り組むか」という違いでもある。
仕事の主人公となってみれば、興味も沸いてくる。
興味が沸いてくれば、いろいろな気づきが生まれる。
「工夫の余地」も見つかってくる。
「こうしてみよう」「ああしてみよう」という知恵も働かせることにもなる。
これが、松下さんの言う「経営」だ。
それに「どんな仕事にもお客様がいる」ということを付け加えることができる。
「お客様の立場に立って」仕事をしてみる。
そういう意味では、「仕事に使われる」こともまた必要だ。
「わがこと」として、主体的に仕事に取り組むとともに
「顧客の立場にたって」、我を捨てて、仕事に取り組む。
この両者が必要であろう。
「どんな小さな仕事にも経営がある」というのは、
好きな言葉だ…。