3 「マーケティングの狙いは販売を不要にすること」…ドラッカー

ピーター・ドラッカーの有名な言葉。

「マーケティングは、販売を不要にする」

マーケティングの狙いは、

顧客を知りつくし、

理解しつくして、

製品やサービスが顧客にぴったりと合うものになり、

ひとりでに売れるようにすることだ。

マーケティングの成果とは、

「買う気になった顧客」であるべきだ。

そうなれば、あとは製品やサービスを用意するだけでよい。

(ドラッカー「マネジメント」)

マーケティングとは、販売の前の「下準備」のこととも言える。

「下準備」がよいほど、販売には何の努力もいらない。

顧客を知りつくし、

顧客にピッタリと合うものを

提示すればよい。

製品やサービスの設計や企画の段階こそ、

マーケティングの役割だ。

マーケティングは、販売よりはるか前に始まっている。

そして、マーケティングは、販売部門、営業部門の活動だけではなく、全社的な活動ということになる。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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