ピーター・ドラッカーの有名な言葉。
「マーケティングは、販売を不要にする」
マーケティングの狙いは、
顧客を知りつくし、
理解しつくして、
製品やサービスが顧客にぴったりと合うものになり、
ひとりでに売れるようにすることだ。
マーケティングの成果とは、
「買う気になった顧客」であるべきだ。
そうなれば、あとは製品やサービスを用意するだけでよい。
(ドラッカー「マネジメント」)
マーケティングとは、販売の前の「下準備」のこととも言える。
「下準備」がよいほど、販売には何の努力もいらない。
顧客を知りつくし、
顧客にピッタリと合うものを
提示すればよい。
製品やサービスの設計や企画の段階こそ、
マーケティングの役割だ。
マーケティングは、販売よりはるか前に始まっている。
そして、マーケティングは、販売部門、営業部門の活動だけではなく、全社的な活動ということになる。