「目標」の前に「ビジョン」を…「ビジョン思考法」

目標は、「現在」から「未来」へ至る考えだ。

目標は、「頑張るべき」ものだ。

目標は、時には「苦しい」ものとなる。

それに対して、

ビジョンは?

ビジョンは、「未来」から「現在」へ至る道だ。

ビジョンは、「幸せな状態」だ。

ビジョンを考えることは、「楽しいもの」、「楽しい状態」を考えることだ。

それでは、具体的な「ビジョン思考法」とは?

ビジョンを深く心に浸透させる。

ビジョンが「実現している状態」になる。

そのためには、「イマジネーション」がいる。

「想像力」だ。

「実現している状態」に至るのは、いつだろう?

実は、「未来」ではない。

「今」が、その時だ。

こころの中で、「今」実現している。

それから「既に実現してしまった未来」から「現在」を観る。

すると「まだ実現していない事柄」、至急埋める作業が見えてくる。

それが課題だ。

「ビジョン」の中に、「目標」が、課題として隠れている。

これらの課題を埋めていくと、「ビジョン」が「現実」においても「実現」している。

ビジョンから考えていく「ビジョン思考法」は、「楽しい」「幸せな」状態から考えていくのであるから、苦しいことはない。

必要なのは、イマジネーションだ。

「目標」の前に、「ビジョン」を持ちたい。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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