「先行指標」という言葉は、よく知られている。
しかし、「遅行(ちこう)指標」は、あまり聞かれない言葉だ。
先行とは、あることに先立って現れるものである。
遅行とは、逆に、あることに遅れて現れるものだ。
先行指標と遅行指標を混同したり、反対に捉えてもいけない。
先行があって、遅行があるという「すじみち」がある。
会社が利益を生みだすということは、経営の遅行指標だ。
ビジョンがあり、戦略があり、実行があり、顧客に届き、最後に利益がお金という形で戻ってくる。
先行指標と遅行指標は区別しておきたい。