ビジネスモデル 繰り返し利益を生むもの

「ビジネスモデル」というものは、ベンチャー企業にだけあるように思われる人もいるかもしれない。

しかし、仕事が「繰り返し利益を生む」しくみを持っていれば、「ビジネスモデル」を持っていると言える。

ある経営者は、この「繰り返すことができる」ことを「再現性を持つ」と言っている。

たまたま、「出会い頭」に、仕事がうまくいってしまうことも中にはあるかもしれない。

しかし、それは「再現性」がない。

「うさぎ」が、走ってきて、切り株にぶつかった。

「これはラクだ」とこれを見ていた木こりは、「待ちぼうけ」となった。

「再現性」がないのだ。

事務所の近く、新宿の四谷には、「わかば」という鯛焼き屋さんがある。

江戸三大鯛焼き(人形町、麻布十番、四谷)とも言うらしいが…。

日曜日以外、ひたすら「鯛焼き」だけを作って売っている。

いつも行列ができている。

お土産にまとめて買う人も結構いる。

繰り返し利益を生むしくみ・・・「鯛焼き屋」のビジネスモデル。

侮りがたい。

そして、美味しい。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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