大震災から1年 ミュージカル「とびだす100通りのありがとう」

東日本大震災から一年。

名前もわからない世界中からの支援に対して、何とか「ありがとう」とお礼を言いたい。

それが、宮城県石巻市の人たちが中心になってすすめる「ありがとうを言いに行こうプロジェクト」 だ。

昨年の7月にプロジェクトがスタート。

11月には、被災した人たち自身によるミュージカルの練習がスタートした。

そして、昨日、3月18日、ミュージカル「とびだす100通りのありがとう!」の公演が銀座であった。


被災された宮城県石巻市の3才から83才までの114人の皆さんが、舞台の上で力一杯歌い、また踊った。

歌は、「少し無理して歩き出すさ」や「ARIGATOU」など10曲。

 

被災されたときの様子やその後の避難生活のことなども語られた。

避難生活も想像以上に厳しいものだったということを知った。

 

勇気を持って歩んでいらっしゃる姿に客席も一体となって手拍子を送り続けた。

歌も内容も期待以上の素晴しさだった。

 

勇気をもらったのは、むしろ私たちだった。 

 

ありがとう。

出演者、スタッフ、公演の実現を支援された皆さん。                          
                              
このミュージカルが世界に配信されて、被災者の方々の感謝の気持ちが世界中へ届くことを期待したい。

追伸:本日19日21時からのNHK「ニュースウオッチ9」で、詳
しく取り上げられるようですね。             「“少し無理して歩
く” 被災者100人余の歌声ミュージカルの舞台裏」として・・・。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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