リーダーに求められる能力…「エナジャイズ」

名経営者として知られたジャック・ウエルチ。

彼は、また、リーダーの教育にも力を入れた。

ウエルチは、リーダーには、「エナジャイズ」という能力が求められると言っている。

「エナジャイズ」とは、「人に元気をもたらすこと」だ。

「やる気」と言ってもいいが、もっと「エネルギー」を感じる。

ウエルチは、もちろん、リーダーに自分自身の活力、「エナジー」も求めている。

しかし、リーダーだけが張り切っていても組織はうまくいかない。

そこで、リーダーには、人を元気づける能力、「エナジャイズ」を求めた。

「俺についてこい」という元気もいい。

しかし、伸びる環境、やる気になってしまう環境を整備していくのもリーダーの役目だ。

伸びる環境を静かにつくるリーダーを「庭師型リーダー」と呼んでおこう。

リーダーに活力を与えられたという体験も素晴しいものだ。

しかし、気づかないうちにやる気になっていたというのもまた素晴しい…。

人を元気づける方法は様々で、自分なりのやり方ができるだろう。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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