名経営者として知られたジャック・ウエルチ。
彼は、また、リーダーの教育にも力を入れた。
ウエルチは、リーダーには、「エナジャイズ」という能力が求められると言っている。
「エナジャイズ」とは、「人に元気をもたらすこと」だ。
「やる気」と言ってもいいが、もっと「エネルギー」を感じる。
ウエルチは、もちろん、リーダーに自分自身の活力、「エナジー」も求めている。
しかし、リーダーだけが張り切っていても組織はうまくいかない。
そこで、リーダーには、人を元気づける能力、「エナジャイズ」を求めた。
「俺についてこい」という元気もいい。
しかし、伸びる環境、やる気になってしまう環境を整備していくのもリーダーの役目だ。
伸びる環境を静かにつくるリーダーを「庭師型リーダー」と呼んでおこう。
リーダーに活力を与えられたという体験も素晴しいものだ。
しかし、気づかないうちにやる気になっていたというのもまた素晴しい…。
人を元気づける方法は様々で、自分なりのやり方ができるだろう。