「成功している」社員を支える「活力」と「学習意欲」

ミシガン大学のポジティブ組織研究センターが高業績企業の秘訣を調査した(「ハーバードビジネスレビュー」より)。


「成功している」という状態の社員には2つの特徴がある

①活力がある。

成果を出して充実感を得るだけでなく、会社と自身の将来を切り開こうと熱意をみなぎらせている

②学習意欲が高く、新しい知識や技能を身につけ成長していく

この二つの特徴が、さらに車の両輪となって成果を上げる。

活力があるので、新たな知識や技能を身につけ、その知識で成果を生み出し、新たな活力を生む…。

「良循環」だ。

こうした社員を生み出すためには、上司は何をすべきだろうか?

社員を成功させる環境づくりには、4つの方法が有効であるとわかった。

1)判断の裁量を与える

2)情報を共有する

3)ぞんざいな扱いをなくす

4)成果についてのフィードバックを行う

仕事の中で、積極的に「学習」の機会を生み出し、「自尊心」の上に立った「自己成長」を実感してもらうことだろう…。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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