「雑談」のしかた? 「引き出し」と「小銭」

先日、ある研修センターのプログラムを見ていたら、

「営業パーソンのための『雑談』のしかた」というプログラムがあった。

確かに営業パーソンにとって「雑談」というのも難しいのかもしれない。

単刀直入に「商品説明」をして、終わったら、「さて、何を話していいのやら・・・?」

と黙ってしまうということもありそうだ。

こんな事態を防ぐには、相手に関心を持つが重要だ。

それに、いろいろなモノゴトに興味を持つことだ。

いろいろな関心を持つことは、「話しの引き出しをたくさん持つ」と言われる。

「引き出し」は多いほどいいだろう。

講演をする人やコンサルタントなど人前で話をする機会の多いプロフェッショナルになると、「話しの小銭を持つ」という言い方をすることがある。

この場合の「小銭」とは、「人に与えることができる(持って帰ってもらえる)、ちょっといい話」ということになるだろう。

「引き出し」を持ったら、できればそこに「小銭」も入れておきたい・・・。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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