「東京ドームまでの1830m」…AKBプロデューサー秋元康氏

「分厚い企画書ではなく、ひとつの言葉」

「そこから仕事が始まる」

AKBのプロデューサー秋元康氏。

「東京ドームまでは1830mなんですよね」とあるスタッフが呟いた。

それが始まりだった.。

秋葉原から、お茶の水を経て、東京ドームのある水道橋へ。

駅で言えば、たった二駅。

その距離は、1830mだ。

AKBにとっての「夢」までの距離。

これほど、近くまた遠い距離もないだろう。

憧れの東京ドーム公演まで。

多くの人の想像力を刺激する一つの言葉。

当たり前のことの中にみつけられた「あっ」と思わせる新鮮な切り口。

それは、「コンセプト提示の瞬間」と言ってもいいだろう。

たった一言が、「ビジョン」を創る。

時代を創るプロデューサーの仕事術が垣間見えた気がする…。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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