新年にあたって、多くの人が新たな望み、新たな企画、新しい自分への夢を思う。
これは、言わば、人それぞれの「ビジョン」ということができる。
「ビジョン実現のためのBE,DO, HAVE」というものがある。
ビジョン実現のための順序といってもいい。
ビジョン実現のための心の内面的なものを重視したものだ。
BE (ビー)というのは、「である」ということだ。
まず、外面的な状況はどうであれ、心の中でビジョンが実現した「状態」になってしまう。
態度と行動を未来に引き上げる。
その態度と状態「BE」が、自然に行動「DO」を生み出す。
現実や環境への多くの働きかけ「DO」が、成果をもたらす。
成果を持つ「HAVE」ことになる。
行動「DO」によって、今や現実に手にした「HAVE」ものこそ,
先に心の中で、「BE」として感じていた現実だ。
IBMという大企業を育てたトーマス・ワトソン。
小さな企業であった時から大企業である「BE」として行動していた。
その結果として、IBMが大きな企業になることができた。
ともすると、先に「DO(行動)」や「HAVE(成果)」を追い求めることが始めることが多い。
しかし、心の中で、心の状態として、新しい自分であることを「想像力」において実現することが
遠回りのようでいて、案外、近道ではないかと思う。
まず 「BE」であれ。
しかる後、「DO」。
そして「HAVE」.。
「ビジョン」は、いつの間にか達成されている・・・。