ビジョンが現実をつくる

「ビジョンが現実をつくる 」ということ。

ビジョンは、「願望」と違って、他の人に伝わるものだ。

他の人に伝わらないものは、「ビジョン」とは言えない。

ビジョンが先行し、現実が後からついていく。

「ビジョンが現実をつくる」ということは、よく考えると、

「ビジョンを持っている人」

が現実をつくる」ということになるだろう。

普通、自分だけでなく、周りの人も含めた未来を予測したり、未来をつくろうとする人は、あまり多くない。

「フォローワー(ついて行く)」という人が圧倒的に多いような気がする。

「ビジョンを持った人」が、未来の絵を描くと、賛同者が出てくる。

賛同者が多くなるほど、ビジョンの実現が近づいてくる。

アップルのスティーブ・ジョブスは、未来を見ていた、という。

実際は、その夢に共感したフォロワーが、その絵を実現したということになるんだろう・・・。

リーダーの定義として、いろいろあるが、

「ついてくる人がいる人」

というのが最もシンプルだ。

ビジョンもまた、「共感する人のいないビジョンは、ビジョンではない」ということになる。

ビジョンには、共感、共鳴が必要だ。

自分だけではなく、人も幸せになる、ワクワクする、といったような内容が共感を呼ぶ。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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