社長のためのポーター競争戦略 その1-35 「戦略の罠2」

社長のためのポーター競争戦略 その1-35 「戦略の罠2」

2)戦略的な「規律」の不足

この業界では、特に戦略的な規律が必要だという。

戦略的「規律」とは何だろう?

「あれこれ」と手を出さないことだ。

何かに集中するか、専門化しなければならない。

甘い気持ちで、不得意なことに手を出したり、

調子に乗って、欲を出してはいけない。

そんなことをしていると、「多数乱戦の罠」に、はまってしまうのだ。

この業界では、よっぽど自己に厳しく、ひとつのことに集中するという態度を貫かなければならない。

それが、「戦略的な規律」を持って対処するという意味だ。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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