社長のためのポーター競争戦略 その1-30 「専門化(続き)」

社長のためのポーター競争戦略 その1-30 「専門化(続き)」

ポーターは、多数乱戦の業界に対しての対処法を9個挙げている。

対処法 その5・6/9

5)顧客のタイプで専門化する

 いろいろなタイプの顧客に対応するのでなく、顧客を限定して絞り込む。

 ポーターは、できれば「高圧的ではない」顧客に絞り込むといいと言う。

 年間購入量が少なかったり、規模の小さな顧客だ。

6)注文のタイプでの専門化

 注文のタイプを絞る。

 特急品や特別あつらえ品などだ。

どちらも、利益はそれなりに確保できるが、量については、あきらめざるを得ない。

何を捨てるかが問題だ。

 

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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