社長のためのポーター競争戦略 その1-10 「現場密着」-多数乱戦業界で生き抜く

社長のためのポーター競争戦略 その1-10 「現場密着」-多数乱戦業界で生き抜く

現場に密着しなければならない業種は、多数乱戦になる。

オーナー経営者が現場に密着して、常に目を光らせていないと、

なかなかスムーズに行かない店など。

ナイトクラブとか(とポーターは例をあげている)。

どうも、人に任せようとしてもうまくいかない。

こまごまとした指示を直接与えないと従業員が動かない…。

もし、これらの作業をパターン化できれば、店舗を増やすことはできるだろう。

しかし、パターン化できるとすれば、資本のある企業が参入するだろう。

年に数日間とか、数週間とか、限られた期間の繁忙期を持つ業種。

その期間で、年間売り上げのほとんどを稼ぎ出す。

こうした業種もオーナー経営者が現場に密着しなければならない。

夜も眠らずに頑張らなければならないからだ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

目次