社長のためのポーター競争戦略 その1-9 「あふれるばかりの創造性」-多数乱戦業界で生き抜く

社長のためのポーター競争戦略 その1-9 「あふれるばかりの創造性」-多数乱戦業界で生き抜く

大きな企業の中で、

「あふれるばかりの創造性」を持った人が、

活発な創造活動を続けるのは、

「まず無理」であると

ポーターは言う。

だから、

広告制作や

インテリア・デザイン

の分野では、大企業は存在しないと。

日本には、電通や博報堂のような巨大な広告会社がある。

こうした企業でも、「クリエイティブ」を担当するのは、

外部のデザイン会社であったり、企画会社(あるいは個人のプランナー)であったりする。

究極的には、

作家、画家、漫画家など

「あふれるばかりの創造性」がある人は、

個人を基本として仕事をする。

豊かな創造性を必要とする分野は、

業界を圧する大手企業のいない

多数乱戦業界となる。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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