「経営は創造(クリエイション)」であり、「打つ手は無限」

ドラッカーは言う。

「企業の目的は顧客の創造(クリエイト)である」
そのために必要なのが新たな「価値の創造」だ。

では、「価値の創造」とは、どのようにしてできるのだろうか?

「無から有は生み出せない」
しかし、「無のようなもの」から「有は生み出せる」。

「無のようなもの」とは、
人から見たら価値のないもの、意味のないもの、
価値がないとしか思えないようなものだ。

経営とは、そんなものの中から「有」を創造するものだ。

・「ピンチ」から「チャンス」を生みだす。

・「脅威」から「機会」を見つけ出す。

・「弱み」を「強み」に裏返す。

・「失敗」から「成功」を紡ぎだす。

・「偶然」を「必然」に組み入れる。

・「欠乏」から「潤沢」に転換する。

・「平凡なもの」から「非凡なもの」を創りだす。

・「平凡な人の集まり」を「非凡な組織」に変える。

・「退屈な日常」の中に「感動の時間」を掘り出す。

松下幸之助氏の言う
「打つ手は無限」
が「経営の創造」を表わしている。

「ものの見方を変える」
ことで、それが実現できる…。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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