ドラッカーは言う。
「企業の目的は顧客の創造(クリエイト)である」
そのために必要なのが新たな「価値の創造」だ。
では、「価値の創造」とは、どのようにしてできるのだろうか?
「無から有は生み出せない」
しかし、「無のようなもの」から「有は生み出せる」。
「無のようなもの」とは、
人から見たら価値のないもの、意味のないもの、
価値がないとしか思えないようなものだ。
経営とは、そんなものの中から「有」を創造するものだ。
・「ピンチ」から「チャンス」を生みだす。
・「脅威」から「機会」を見つけ出す。
・「弱み」を「強み」に裏返す。
・「失敗」から「成功」を紡ぎだす。
・「偶然」を「必然」に組み入れる。
・「欠乏」から「潤沢」に転換する。
・「平凡なもの」から「非凡なもの」を創りだす。
・「平凡な人の集まり」を「非凡な組織」に変える。
・「退屈な日常」の中に「感動の時間」を掘り出す。
松下幸之助氏の言う
「打つ手は無限」
が「経営の創造」を表わしている。
「ものの見方を変える」
ことで、それが実現できる…。