グローバル人材の育成

明けましておめでとうございます。

本年が皆様にとって良き年になりますよう心からお祈り申し上げます。

製造業のアジアへの展開に続いて、日本の流通業、小売業、サービス業などが本格的にアジアを中心とした

海外へ展開を加速する年になりそうだ。

例えば、イオンは、カンボジアのプノンペンにショッピングセンターを開店する準備を始めた。

カンボジアの人口は、およそ1400万人だが、一昨年の経済成長率は、6%以上だ。

成長性がある。

海外へ展開する企業も多いが、そこで、課題となるのが、グローバル人材の育成だ。

日本人社員のグローバル化だけでなく現地社員マネージャーの育成もますます必要になる。

上司が、部下が、同僚が、外国人になり、

自分自身も外国人として現地で働く、国境を越えた「クロスボーダー」の時代だ。

日本人同士の「あうん」の呼吸というものは、通用しない。

何かを伝えるとき、お互いに、まず「わかる」というのは、「論理的」であることだ。

「1+1=2」は、普遍性を持つ。

また、現地において、一人ひとりが「経営感覚」を持って動くことが求められる。

ビジネスの「数字」とロジック(論理)は、グローバルなビジネスコミュニケーションの基盤となる。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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