人間にとって意味あることと感じられるものが三つあるとフランクフルは言う。
その第一番目は、
「行動によって何かを創造すること」、
「創造価値」だ。
「その人によってなされるのを待っている仕事」
「その人によって完成されるのを待っている芸術作品」がある。
フランクフルにとっては、初めての自分の本だった。
仕事といっても必ずしも人の注目を浴びるような大きな仕事である必要はない。
自分にとって意味あると感じられる仕事であればよいのだ。
例え小さな仕事と人に思われたとしても…。
フランクフルによれば、幸福は直接求めて得られるものではない。
全身全霊で仕事に没頭することによって得られる「副産物」だ。
「成し遂げるべきことを成し遂げよう」
その時、人は幸福感を味わうことができる。