問題を「ど真ん中」で捉える

問題から逃げると、問題が背後から追いかけてくる。

どこまでも、どこまでも・・・。

ここでくるりと向きを変えて、正面から取り組む。

一番怖い相手と真正面から、ど真ん中で取り組む。

言わば「背水の陣」、「決死の覚悟」だ。

ヤマト運輸で「宅急便」を開発した小倉元社長は、規制する当時の運輸省とケンカした。

「相手の股グラに足を踏み込むぐらいにエイヤッと切り込む」

これが、喧嘩が強いことで有名だった「清水の次郎長」の「喧嘩に勝つ秘訣」だ。

と、小倉氏は述べている。

時には、真正面から「ど真ん中に」切り込んでいく気迫を持ちたい。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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