「美の中を歩く」 ナバホ族の生き方

BSテレビの再放送だったろうか・・・。

タレントの原千晶さんが、アメリカインディアンのナバホ(Navajo)族を訪ねる番組を目にした。

原さんは、子宮ガンと戦っている。

再発もありうるかもしれないという。

そうした中で、ナバホの「美の中で終わる」という言葉を知り、こころ惹かれていた。

ナバホは、独自の世界観を持っている。

「死」については考えない。

「死」ではなく、考えるのは、ただ「美の中を歩く」ことだという。

ナバホの「美」とは、人生におけるあらゆる物事、人々、自然、動物、植物、感情、天気などとの「調和」を意味している。

「美の中を歩く Walking in Beauty」という祈りの一節から。

「私は、美の中を歩く

前にある美とともに歩く

後ろにある美とともに歩く

私の上にある美とともに歩く

私の回りにある美とともに歩く・・・」

Walking in Beauty


In beauty may I walk

All day long may I walk


Through the returning seasons may I walk

Beautifully I will possess again

Beautiful birds

Beautifully joyful birds


On the trail marked with pollen may I walk

With grasshoppers about my feet may I walk


With beauty may I walk

With beauty before me may I walk

With beauty behind me may I walk

With beauty above me may I walk

With beauty all around me may I walk


In old age, wandering on a trail of beauty, lively,may I walk

In old age, wandering on a trail of beauty, living again,may I walk


It is finished in beauty

It is finished in beauty


Anonymous(Navajo)

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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