「日本人でなく『アジア人』になる」と彼は言った・・・

久しぶりに会った友人が、別れ際に「アジア人になるんだ」と言った・・・。

それは、冗談ではなく「本気」のようだった。

韓国や中国で経営コンサルティングをしてきた友人だ。

もう「日本人」という意識ではだめだ。

世界についての見方、スピード感が違う。

日本の誇ってきた「ものづくり」「品質」ももう差がなくなっている。

技術は優秀なのに「ビジネス」で主導権を取れない・・・。

自分を「日本人」ではなく、「アジア人」と考えて活動していきたいということだ。

今年は、日本への格安航空(LCC)の乗り入れも相次ぐ予定だ。

情報だけでなく、交通の面でもアジアと密接になる。

我々もますます「アジア人」としての意識を強める機会が多くなりそうだ。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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