「他尊心」は ありますか?

誰にとっても「自尊心」、「プライド」は、非常に大切なことです。

「他人から認められること」と言ってもいいですよね。

我々が結局、渇望していることでしょう。

有名なマズローの「5段階の欲求」。

4番目に位置するのが、「承認の欲求」です。

1番目が「生理的欲求」、2番目が、「安全の欲求」、3番目が、「所属と愛の欲求」で、4番目が「承認の欲求」で、
その上の5段階(最高段階)には、「自己実現の欲求」があります。

自分の可能性を最大限に発揮したいという「自己実現の欲求」は、普通の人には、なかなか手が届かないという

領域です。

そうすると、4番目の「承認の欲求」が、通常の場合、最も高いレベルの欲求あるいは欲望になります。

「自尊心」を満足させてあげることが大事ですよね。

これを他者を尊重するという意味で、「他尊心」と言うべきではないかと考えました。

人を尊重し、承認を与える、良い悪いの「価値判断」を控えて、「認める」「受け入れる」ということ。

「他尊心」、この言葉が日常語になると良いなと思います。

「あの人は、他尊心が高い人だね・・・」

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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