各大学のトップから新入生へのメッセージ 3つのキーワード

4月。

大学では、新入生を迎えて、各大学のトップがメッセージを伝えている。

そのキーワードは、3つだ(4月22日日経新聞朝刊から)。

1.「グローバル対応」

2.「幅広い教養」

3.「将来設計」

「グローバル対応」が強調される中でも、よく見ると、

「論理的思考力」が重要だというメッセージが多い。

まずは、論理的に自己の意見を述べたり、

推論したり、正しい判断をしたり、結論を導き出したりする能力が必要だ。

「知性」の働きだ。

グローバル対応の基礎になるのが、「幅広い教養」だ。

「多様な考え方」ができる能力。

柔軟性であり、共感力になる。

これらの能力は、「豊かなコミュニケーション」のための基礎能力と同じであることに気づく。

「将来設計」は、「自分を磨く習慣」から得られる。

豊かなコミュニケーション、

つまり、

疑問を持ったら尋ねてみる、

自分で考えたこと、気づいたことを人に話してみる、

順序立てて表現してみる、

人の気持ちを想像してみる、共感する、

そんな「当たり前の」コミュニケーションを丁寧にやっていくことが、

グローバル対応や幅広い教養、将来設計につながるに違いない…。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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