4月。
大学では、新入生を迎えて、各大学のトップがメッセージを伝えている。
そのキーワードは、3つだ(4月22日日経新聞朝刊から)。
1.「グローバル対応」
2.「幅広い教養」
3.「将来設計」
「グローバル対応」が強調される中でも、よく見ると、
「論理的思考力」が重要だというメッセージが多い。
まずは、論理的に自己の意見を述べたり、
推論したり、正しい判断をしたり、結論を導き出したりする能力が必要だ。
「知性」の働きだ。
グローバル対応の基礎になるのが、「幅広い教養」だ。
「多様な考え方」ができる能力。
柔軟性であり、共感力になる。
これらの能力は、「豊かなコミュニケーション」のための基礎能力と同じであることに気づく。
「将来設計」は、「自分を磨く習慣」から得られる。
豊かなコミュニケーション、
つまり、
疑問を持ったら尋ねてみる、
自分で考えたこと、気づいたことを人に話してみる、
順序立てて表現してみる、
人の気持ちを想像してみる、共感する、
そんな「当たり前の」コミュニケーションを丁寧にやっていくことが、
グローバル対応や幅広い教養、将来設計につながるに違いない…。