ラーニングデザインの第一歩は、「全体像を把握する」ことだ。
対象の全体像を把握しようとすること。
「見取り図」であり、「マップ」である。
樹の「枝葉」でなく、「幹」であり、さらに樹が生息する「森」である
(「樹を見て森を見ず」にならないように)。
「モレなく、ダブリなく」対象を見るが、その範囲が大事だ。
どこまでを範囲とするのか?
全体像とそれを取り巻く「環境」を区別する。
(「システム」と「環境」とも言える)
「図」と「地」の区別と言ってもいい。
全体像を把握するためには、
①「表面的」ではなく→「本質的」に、
②「近視眼」ではなく→「大局的」に、
③「短期的」ではなく→「長期的」に、
対象を把握しなければならない。
これは、「意思決定の三原則」と同じものになる。
全体像は、言葉で描ききれない場合が多く、「絵」になることが多い。言葉で描くとすれば、「例えば・・・」などの「メタファー」になるだろう。
ラーニングデザインの第一歩は全体像を掴むことだ。