「経営計画とは、経営をコントロールすること」

経営計画をたてること、経営を計画するということは、

経営をコントロールすることだ。

人は、よく知っている物事については、詳細な計画をたてることができる。

よく知らないものについては、詳細な計画をたてることはできない。

計画の構成要素とそれぞれの関連性をよく理解する必要がある

(パチオリの経営計画では、その関連性は、「見てわかる」形になっている)。

経営をコントロールするには、もう一つ大事なことがある。

それは、経営をコントロールしようという意思だ。

そこに計画と予測の違いがある。

計画の前提となる具体的な条件が、実際には異なってくるのは当然のことだ。

しかし、それでも、否、それだからこそ、計画の目標である「ミッション」を達成しようという意思が

重要になる。

計画は、「予測」ではなく、「こうしよう」という意思の表明だ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

目次