経営計画をたてること、経営を計画するということは、
経営をコントロールすることだ。
人は、よく知っている物事については、詳細な計画をたてることができる。
よく知らないものについては、詳細な計画をたてることはできない。
計画の構成要素とそれぞれの関連性をよく理解する必要がある
(パチオリの経営計画では、その関連性は、「見てわかる」形になっている)。
経営をコントロールするには、もう一つ大事なことがある。
それは、経営をコントロールしようという意思だ。
そこに計画と予測の違いがある。
計画の前提となる具体的な条件が、実際には異なってくるのは当然のことだ。
しかし、それでも、否、それだからこそ、計画の目標である「ミッション」を達成しようという意思が
重要になる。
計画は、「予測」ではなく、「こうしよう」という意思の表明だ。