「プラスマイナス パチオリ図」とは?

「パチオリ図」に、「プラス」と「マイナス」の表示をしているもの。

それが、「プラスマイナス(+-) パチオリ図」だ。

「パチオリ図」のビジネスゲームを研修で実施していて、ある時に気がついた。

「プラス」と「マイナス」をハッキリと表示していいのだ、と。

だから、現在の「パチオリ 7」のゲームボードでは、すべて、「プラス」「マイナス」の表示をしている。

先日も、ある大手企業の経理グループリーダーの方から言われた。

「あの本(拙著「経理のしくみ」)で、ああ、これだと思いましたよ」と。

本では、「プラスマイナス(増加と減少) パチオリ図」を紹介している。

「パチオリ」のビジネスゲームによる「経理」習得は、あまりに直接的で、あまりに早く理解できてしまう。

普通の教育方法では、ハッキリと教えられないことも学べる。

パチオリ図の左側、資産(赤)と費用(青)は、「左がプラス」だ。

パチオリ図の右側、負債(緑)、純資産(黄色)、収益(オレンジ)は、すべて「右がプラス」だ。

「借方(かりかた)」「貸方(かしかた)」ではなく、「プラス」と「マイナス」で良い。

「複式簿記(ダブルエントリーシステム)」は、「場所計算」。

「場所の計算システム」だ。

複式簿記と財務諸表、経営分析、キャッシュフローを学ぼうとする人は、「パチオリ図」によるビジネスゲームを早く体験していただきたい。

貴重な時間を無駄にしないために…。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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