「損益分岐点」をカードゲームで学ぶ

ビジネスパーソンにとって、自社の、自部門の、自分の「損益分岐点」を知ることは大事だ。

「損益分岐点」とは、いくら売れば、儲かるかという点のこと。

売上高だ。

経理は、主に結果に関わるが、この「損益分岐点」は、計画に関わる。

つまり、行動や目標に関わる。

「管理会計」つまり「マネジメントのための会計」だ。

「損益分岐点」というと、昔の経済学者の書いた図表が出てくる本が多い。

しかし、この図が、どうも直観的にわかりづらいという声もよく聞く。

損益分岐点(売上高)は、現場で使える考え方だ。

それが、直観的に理解できないともったいない。

今度の企業向け「パチオリ」プログラムでは、損益分岐点などのマネジメント会計の部分が大幅に強化された。

「パチオリ ミニカード」が、標準で装備されている。

「パチオリ ミニ カード」とは?

これまでの「パチオリ カード」の額面の十分の一で使うことを想定したものだ。

「パチオリ カード」が10万円であれば、1万円。千円であれば、百円。

これによって、損益分岐点に関わるゲーム・シミュレーションがこれまでより格段に多彩に表現できることとなった。

具体的には、顧客からの「値引き要請」の場合、仕入先からの購買単価が上昇した場合、反対に購買単価を削減した場合、固定費が上昇した場合、削減した場合などに対応したシミュレーションとゲームができる。

現場での利益意識の向上、経営計画の浸透、予算の達成に大いに役立つものだ。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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