「P/Lは、横にして見る」…「パチオリ図」の秘密

「P/Lは、横にして見る」
これが、「パチオリ図」の示すものだ。

財務会計の分野では、
簿記、財務分析、利益、キャッシュフロー、財務諸表、
財務会計、管理会計、そしてファイナンスの分野などがあり、
それぞれに枝分かれして発展している。

経営者や経営幹部になる人には、
財務会計について、詳しく理解を深める時間はない。

こんな人に役立つのが、
財務会計を「パチオリ図」でおさえる学習法だ。

「直観でわかる経理のしくみ」という本を
東洋経済新報社から出版させてもらったのは、もう15年前になる…。

「直観でわかる」の方は、正式タイトルに入れられずに残念だった。
最近、「直観でわかる経理」という言い方をされる人も増えているようだが…。

財務経理の基本は、「B/S 貸借対照表」にある。
「P/L 損益計算書」は、「縦」にしたままでは、B/Sとつながらない。

「P/Lは横にして見る」
このことで、B/Sとつながり、キャッシュフローとつながり、
管理会計もファイナンスともつながる。

「パチオリ図」は、「ビジネス会計ゲーム パチオリ」によって、
体験的にまた動態的に学ぶことができる。

そして、驚くほど短時間で…。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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