加藤弘道– Author –
加藤弘道
劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。
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マネジメント
問題解決のために 「背景」を知る
問題解決とは、「より良い未来」へへと導くことだ。現在の課題が「解決された未来」だ。 問題解決を手伝おうとする場合、本当のニーズに焦点を合わせないとピンボケになってしまう。 本当のニーズが隠されている場合もある。本人も気づかない場合もある。 ... -
その他
映画「善き人のためのソナタ」 東ベルリンを後に
先日、テレビの映画を何気なく見始めた。 リモコンを手にして、そのまま動けなくなってしまった。 まわりの声も音も、耳に入らなくなった。 映画の中に入ってしまっていた。 「善き人のためのソナタ」という2006年製作のドイツ映画。 後で調べると、2006年... -
マネジメント
目標達成に 「感情の力」 をもっとうまく使う
目標達成を図る時、意志の力に頼ることが普通だ。 (感情に負けて)途中で挫けたりすると「意志が弱かった」ということになる。「もっと意志の強い人間になりたい」と思う人も多い。 しかし、「意志の力」ではなく、「感情の力」を使って目標を達成するこ... -
顧客・マーケティング
東京ディズニーリゾート 入園者数が大きく挽回
東京ディズニーリゾートは、昨年の大震災で50日も営業を休止した。しかし、その後、営業の必死の努力などで入園者を大きく挽回したことがわかった。 昨日、発表された去年10月から今年3月までの入園者の見込みが過去最高になるという。その数、1400万人... -
マネジメント
マズローの欲求段階説の第4段階 「認められる」ということ
心理学者アブラハム マズローの欲求段階説を再び考える。 マズローの欲求段階説は、経営学の教科書に必ず掲載されている有名な理論である。やる気の源泉、モチベーション、商品・サービス開発に示唆するところが多い。 よく知っているようでいて、意味する... -
生き方
こころの中に常に喜び<喜神>を持って生きる
「心中に常に喜神(きしん)を含む」という言葉がある。「喜神」とは、いい言葉だ。 人生の旅路において、いろいろと自分の思い通りに行かないことも多い。 思い通りに行ったら、かえっておかしいが・・・。 どんなときでも、こころの奥深くに静かな喜びを... -
顧客・マーケティング
zozotown 冬のセールがすごいことになっているのでは?
スタートトゥデイという会社が運営する「zozotown ゾゾダウン」、ネット上のセレクトファッションショップ。 ビームスやユナイテッドアローズなどのブランドをそろえている。 絶好調だ。 この冬は寒さが厳しく、なかなか外出しにくい。ネット通販なら手軽... -
未分類
「ありがとうを言いに行こう♪プロジェクト」 大震災から1年
厳しい冬の寒さが続いている。しかし、日差しの中にふと春の気配も感じる。震災からもうすぐ1年になる。3月18日(日)に、銀座ブロッサムで、宮城県石巻市、東松島市の震災で被災された方たちによるミュージカル「100通りのありがとう」が上演される。震災... -
社会
今後50年間で、関東地方の人口がなくなる 日本の少子化
厚生労働省から人口推計が発表された。 日本では、今後50年間で、関東地方在住の4200万人に近い人口が減るという。総人口が、8700万人になるという推計だ。 悪夢のような光景だ。 一人の女性が生涯に産む子供の平均数の推定。それを「合計特殊出生率」とい... -
ことば
「愛語」が 天を動かす…
現代では、たくさんのイメージや映像が溢れている。イメージや映像でなんとなくわかったような気がするときもある。 しかし、心の奥深くまで届く言葉も大切だ。人間にとって、言葉の力は、やはり大きい。 ひとつの言葉を胸に困難に立ち向かえる時もある。...