加藤弘道– Author –
加藤弘道
劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。
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マネジメント
「企業が自動的に成長するための7つの条件」 オムロン創立者 立石一真
京都にある企業、オムロンの創立者 故立石一真氏。世間では、松下幸之助氏やソニーの森田昭夫氏ほど知られていない。しかし、経営コンサルタントの大前健一氏は、「50歳を過ぎて事をなした人は、伊能忠敬と立石一真しかいない」と断言するほど、高く評価... -
学習・教育法
「言語技術」が日本サッカーの成長を支える?
ロンドンオリンピック。連日の熱戦で、寝不足気味の人も多い。特にサッカーでは、男女共にベスト4進出の活躍で、「サッカーは日本の国技」になったのかとも思ってしまう。 日本サッカーの成長を支える技術で、あまり知られていないのが、「言語技術」 へ... -
マネジメント
体操の内村選手にみる「目的」と「目標」
「目的」と「目標」は、似たような言葉に思えるが、意味するところは、案外大きな違いがある。 ロンドン・オリンピック、体操の内村選手。見事な演技で個人総合の金メダルを獲得した。 内村選手は、金メダルを手にした後、「まだ表現していない体操がある... -
ブログ
「あまり深く 人やものを頼りにしてはいけない・・・」 徒然草第二一一段より
鎌倉時代の兼好法師の「徒然草」は、日本文学における代表的な随筆だ。「大人の智恵」が、溢れていて、秘かな?ファンも多い・・・。 徒然草 第二一一段に、「あまり 人やものを頼りにしてはいけない。深く頼りにしてしまうと恨んだり、怒るということに... -
経済産業
「キュレーター」・・・ネット時代の「ソムリエ」
「キュレータ ー(curator)」あるいは、「キューレーション サービス」という言葉が、インターネットの関連でも、時折、見られる。 もともと、「キューレーター」は、博物館や美術館に勤める専門家のことだ。 博物館などで収集する資料の鑑定や研究を行... -
ブログ
「日本再生戦略」?大丈夫か?
野田内閣の「日本再生戦略」というものが、本日、閣議で決定される。これからの7年間、2020年までの日本の長期戦略だ。 政府原案では、「グリーン成長戦略」、「ライフ成長戦略」、「科学技術イノベーション・情報通信戦略」、「中小企業戦略」、「金融戦... -
経済産業
「LIBOR(ライボー)の衝撃」・・・もうひとつの「ロンドン」
ロンドンオリンピックが開幕した。早くも、日本男子サッカーの「グラスゴーの奇跡(衝撃)」が起きるなど、英国、ロンドンに注目が集まっている。 ロンドンに注目が集まるのは、オリンピックだけではない。「ロンドン銀行間基準金利=LIBOR(ライボー)」... -
リーダー
「偉大な指揮者に学ぶリーダーシップ」 イタイ・タルガムによるプレゼンテーション
オーケストラは、誇り高いプロの集団だ。音楽について、自分の楽器について、自分のパートについて、作品について、作曲家について、一人ひとりがプロフェショナルとして「一家言」を持っている。 しかし、それぞれが、勝手に主張しあえば、それは、単なる... -
マネジメント
「宅急便」を可能にした「全員経営体制」とは?
1976年からヤマト運輸の「宅急便」が始まった。今のビジネスモデルというと「C to C(コンシューマーからコンシューマーへ)」という形態だ。 宅急便を始める前のヤマト運輸は、百貨店の個人宅への配送(「B to C」ビジネスからコンシューマーへ)とメーカ... -
リーダー
福沢諭吉が説く「理想のビジネスパーソン」とは?
福沢諭吉は、かつて「理想のビジネスパーソン(「実社会の大人」)」 について説いた。 思想、心の持ち方(「心術」)、才能、身体の4つの条件について触れている。 1.「思想の深遠なるは哲学者のごとく」、2.「心術(しんじゅつ)の高尚正直なるは元禄...