加藤弘道– Author –
加藤弘道
劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。
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生き方
「今を愛する」 ラ・マンチャの男 松本幸四郎
歌舞伎俳優の九代目松本幸四郎。歌舞伎の他にも幅広く活躍する。 なかでも、ミュージカル「ラ・マンチャの男」は、26歳の時から演じ続けている。それから43年。今年8月19日に通算上演回数が1200回に達した。 この日は、松本幸四郎の70歳の誕生日でもあった... -
経済産業
米国産トウモロコシの価格が高騰
米国中西部の「コーンベルト」と呼ばれる一帯。今年、5月から雨らしい雨が降っていない。50年ぶりの大干ばつだ。 そのためトウモロコシの出来が極端に悪く、価格が高騰している。 アメリカでは、トウモロコシは、バイオエタノール燃料としても使われる。「... -
マネジメント
お金は 「よく集めて よく散じよ」 渋沢栄一
明治期の大実業家である渋沢栄一は、お金は、「よく集めて よく散じよ」と説いた。「集める」ことと、「散じる」こと。お金の問題は、結局、この二つに絞られる・・・。 「パチオリ図」で見ると、左上にあるのが「現金」だ。 「パチオリ図」の右辺(「現... -
マネジメント
「強い使命感」が最初からあったわけではなかった・・・
仕事に「強い使命感」を持って取り組めるということは、大変素晴しいことだ。 「~しなければならない」という強い思いを持って取り組む。「使命感」を持って仕事に取り組めるかどうかで、当然、業績に大きな差が生まれる。 「使命感」があるから、いろい... -
マネジメント
「企業文化」とは・・・
企業にも「文化」がある。企業文化は、「組織風土」とも「社風」とも言われる。学校にも「校風」があるように、集団が協同の社会を作るときには、形成されるものだ。 企業文化は、組織の中での人々が動くときの「暗黙の了解」だ。目では見えない。触ること... -
ブログ
ブログも夏休み
暑中お見舞い申し上げます。 明日14日よりブログも夏休みをとらせていただきます。8月20日(月)より、再開いたします。 -
学習・教育法
大人(オトナ)が学ぶ条件とは・・・?
学習理論と言うと、子供のための理論が多い。しかし、大人も学校を出た後も、学び、成長を続ける。 大人の学習について、「成人教育論」というものがある。「成人の学習を援助する技術と科学(アンドラゴジー)」だ。 大人の学習者には、以下のような特徴... -
マネジメント
「遠くをはかる者は富み 近くをはかる者は貧す」 二宮尊徳に学ぶ経営計画
二宮尊徳は、江戸時代の思想家であり、農村指導者あるいは「経営コンサルタント」として、疲弊した多くの農村を再興した。 二宮尊徳は、「遠い将来を考えて行動する人は、裕福になり、短期的に考える人は、貧しくなる」ということを人々に教えた。 「遠く... -
マネジメント
「澤穂希」選手のような・・・「プロアクティブ」なインテリジェンス
ロンドンオリンピックも終盤に近づいてきた。女子サッカーの澤穂希選手も大活躍だ。 昨年度のFIFA年間最優秀選手にも選ばれた澤選手。澤選手は、いつも危険を察知して、相手に対して先回りする。我々が試合を見ていて、「危ない!」と思った瞬間、澤選手が... -
マネジメント
「経営幹部の育成方法」は、まだ手探り状態・・・?
「経営幹部の育成方法の確立はまだ」という新聞記事があった(8月7日日経朝刊)。リクルート系の会社の調査結果だ。 従業員1000人以上の会社の263社からの回答。 経営環境が変化して、「経営幹部やリーダーの育成に求められるスピードが速くなっている」、...