加藤弘道– Author –
加藤弘道
劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。
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経営戦略
パートナーシップのための「ビジョン、ミッション、バリュー」
現代では、自社だけで、バリューチェーンを完結することよりも、外部の組織、企業と協力して、バリューチェーンを形成することが多くなっている。 こうした連携が長く成功するためには、技術的、経済的要素だけではなく、「社会精神的」要素が大きな役割を... -
マネジメント
「答えを探す前に問題を探す」「問題が分かれば…」
ともすると、「答え」をすぐに求めてしまうことが多い。 しかし、それは「せっかち」というものだ。 「問題」がわからないうちは、「答え」もわからない。 だから、「答え」を見つける前に、「問題」を見つけなければならない。 より正確に言えば、「問題... -
企業と経営者
ジャパネットたかた 高田明社長とエリヤフ・ゴールドラット
今週、日本経済新聞の夕刊には、「ジャパネットたかた」の高田明社長の「こころの玉手箱」という連載がある。 同じ新聞の朝刊には、「私の履歴書」という欄があり、年代を追って人生を振り返る形であるが、夕刊の方は、これまでの歩みの中で、「こころに残... -
未分類
震災復興へ向けた新沼謙治「ふるさとは今も変わらず」の歌が大きな反響
何気ない曲だ。昔からよく知っていたような歌。でも一度聞いたら忘れられない…。演歌歌手の新沼謙治が、自ら作詞作曲。故郷の岩手県大船渡市の復興の願いを込めた。そして、震災と同じ年に亡くなった妻への想いも…。昨年11月の曲の発売を経て、4月のNHK「... -
マネジメント
経営理念 「舵(かじ)なき舟 轡(くつわ)なき馬」に…
「舵のない舟」は、波間を漂う。ぐるぐると同じところを回り、風に流され、波に遊ばれ、大海の中に行方も知れない。 「くつわ(轡)のない馬」は、気ままに走り、足を止めて草を食み、物音に驚き、また急に駆け出す。どこへ行くというあてもない…。 「志立... -
企業と経営者
経営者の挑戦…ハウステンボスの再建 澤田秀雄社長
18年という長年の間、赤字が続いていた長崎県佐世保市のの観光地ハウステンボス。2010年から社長に就任した旅行会社H.I..S.の澤田秀雄氏によって、経営再建が軌道に乗りつつあり、「澤田マジック」とも言われ話題になっている。 社長就任を再三要請され... -
企業と経営者
「経営再建は貸借対照表から」…ドリコム内藤社長
かつてブログシステムを提供して急成長した株式会社ドリコム。2006年2月に内藤社長は27歳で東証マザーズに上場した。ドリコムは、「Web2.0」(そういう言葉がありましたね)の代表企業の一つとしてもてはやされる。公開価格75万円が1週間ほどで637万円の最... -
生き方
「仕事を磨く」
仕事は、思い切ってあきらめ見切らなければならないものもある。一方で、あきらめずに粘り強く磨いていく仕事もある。 見切るべきなのか、磨いていくべきものなのか、判断に迷うところだ。 「つまらないと思える仕事でも、改善の余地がないかと掘り下げて... -
経済産業
スマホによる個人客開拓で増収へ…東京のタクシー会社
法人客中心だった東京のタクシー会社。 経費削減で法人のタクシーの利用は、未だに厳しく抑制されている。 一方、日本交通のスマホ向け配車アプリによるタクシーの利用が前年度比2倍になった(日経MJ6月3日)。 流しのタクシーを拾いにくい住宅街や繁華街... -
経済産業
いよいよ「水素発電所」が実現か…? 千代田化工建設
水素は、クリーンエネルギーだ。燃焼しても水が出るだけで、二酸化炭素は一切出ない。 この水素による発電所がいよいよ実用段階だと日経新聞(6月2日)が報じている。水素の大量貯蔵、運搬の研究開発を進めてきた千代田化工建設が、国内外の複数の企業と商...