顧客より従業員を大切にする航空会社 LUV

日本では、株式を公開している企業には、四桁の数字の「コード番号」がつけられる。

しかし、ニューヨークの証券取引所では、アルファベットのコードになる。

例えば「アップル」は、「AAPL」だったりする。

ここで、「LUV(ラブ)」というコード名を持っているアメリカの航空会社がある。

今度、ダルビッシュ投手が行くテキサス州を本拠とするサウスウエスト航空だ。

機内で乗組員が(乗客を楽しませるために)大騒ぎする?ちょっと変わった格安航空会社というのが日本で知られているイメージだろうか。

しかし、いつのまにか世界最大の乗客人数を誇る大航空会社になっていたのには驚いた。

創業以来、一度も赤字になっていないというのも凄い。

この航空会社は、「顧客より従業員を大切にする」航空会社としても知られる。

顧客から従業員に対する不満が着たら、「他のエアラインに乗ってください」と言うらしい。

そのリクツが、少しわかった。

サウスウエスト航空の基本理念だ。

「一番大切なのは従業員だ。あなたが従業員に接する態度は、そのまま従業員が顧客に接する態度になる」

従業員を大切にすることが、顧客を大切にすることにつながる。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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