「感謝」は、「価値」を上げる

感謝するということは、相手の価値、相手の行為の価値を認めることだ。

感謝することによって、結果として相手の価値も上がる。

しかし、よく考えると、実は感謝した人の価値も上がる。

感謝される側にしてみると、たとえ何でもないことでも感謝されると嬉しいものだ。

感謝していただくことこそ申し訳なく尊い感じがする。

感謝する人の方が素晴しいという感じもする。

感謝は、する人、される人、双方の価値を高める。

感謝の対象が広がっていくと、さらに大きな価値向上、価値創造になる。

「価値創造」の第一歩は、「感謝」ということになる。

誰かや何かを大切に思い、その有難さに気づく。

そんなところから始まる。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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