目標達成に 「感情の力」 をもっとうまく使う

目標達成を図る時、意志の力に頼ることが普通だ。

(感情に負けて)途中で挫けたりすると「意志が弱かった」ということになる。

「もっと意志の強い人間になりたい」と思う人も多い。

しかし、「意志の力」ではなく、「感情の力」を使って目標を達成することが可能だ。

意志と感情が綱引きをすると、普通はどちらが 強いだろう?

残念ながら、感情の方が意志の力より強力ではないだろうか?

感情の持つ力(パワー)は大きい。

この感情の持つ大きな力を目標達成に利用することができれば、大変強力な武器を持つことになる。

例えば、

感情の中でも、最も強く行動へ駆り立てる力を持つ「恐怖」の感情。

そして、二番目に行動を促す力となる「悦楽」の感情。

この二つの強力な感情を使う。

「逃れたい」、「避けたい」ことに、「恐怖」の感情を、

逆に「達成したい」、「手に入れたい状態」に、「悦楽」の感情をあてがう。

こんな風に、感情と目標達成をリンクし、感情の巨大な力を使うことができる。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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