「偽りの人生を終わりにします」とオウム真理教の元信者の女性が弁護士を通じてコメントを発表した。
17年ぶりに本名を名乗ったという。
容疑者をかくまって、17年近く逃亡したという事実があるだけに、重いものを感じる。
「オウム」教団の中では、「外が幻の世界で、中が現実」と思い込まされていたという。
その幻の中を17年間、自らも幻として、架空の人間として、漂流していた・・・。
昨年の震災で、故郷(だった?)の福島の人々の試練を見聞きし、「幻」から目覚めなければいけないと思ったというのは、真実ではないだろうか。
更正を期待したい。